とんでもない変態のエッセイ
とんでもない変態のエッセイ
6/21
最近いろいろ頑張ったので(自分に激甘の自分は)有休をとることにした。
映画とカラオケの後にふと広い草原がある公園で本を読みたくなったので、本屋に行った。
そこには【よみがえる変態 著:星野源】があった。
簡単に言えば星野源のエッセイ本だ。
星野源は毎週オールナイトニッポンを聞いたり楽曲が好きなくらいには好きだ。
なので、公園で読む本はこれに決めた。
◇
ここからは、『よみがえる変態』の感想文になります。
最後の内容とかすべて書くので嫌な人はブラウザバックで。
◇
では、ここから『よみがえる変態』の感想です。
まず、最初に星野源はオタクである事はラジオを聞いていれば知ってるんですが、
数ページ目で「貧乳はステータスだ」というオタクワードの元ネタをちゃんと説明するあたり「オタクとしての強度が高い」と思う。
さすが、源星野だ(なんとなく源星野と書くことでキモいオタク度があるので度々書きます)。
そして、次の星野源に感動したのは22ページ目だ。
ここは星野源が墓参りに行った時の話である。
星野「天気もよくて清々しい~~」
お、綺麗な雰囲気の良い表現だな。
星野「入口にある藤の花も~」
あぁ~^いいっすねぇ鬼滅で見た感じのやつだ。
星野「ソープの入り口で見た景色みたいだ」
?!?!?!??!えっ?!?!?!源星野?!?!?
ここで綺麗な公園で1人笑ってるオタクの誕生。
源星野的には藤の花の並びがソープに入った瞬間に出迎えてくれる、ボーイたちの並びに見えると書いていた。
そんな表現できる???おもろすぎてダメだった。
ってかその表現でわかりすぎてヤバかった。すげぇ想像できる。
さすが源星野、こいつ天才かもしれん。
・・・ってか、星野源もソープとか行くのか。・・・まぁいくか。
星野源の行くソープってなんだろ・・・。
逆に考えて、俺が星野源にソープを進めるなら、って考えてみよう。
ロリ系はなんか無さそうだと思うので、OLとかお姉さん系か、コスプレ系がいいかもしれないメイドとかの方で。
身長の高めの方もいいかもしれない。ワンチャン、星野源より身長が大きくても「おお・・・いいね」って言いそうだな・・・うん、お姉さん系かな?
ま、新垣〇衣がいる今の星野源がソープに行っていたらオレは彼を許せないかもしれないからこれ以上はやめよう。
次は『エロについて』という章の話。
ここの話は全て興味深くとても良かった。
一応書いておくが、私がエロいのが好きと言うわけがあるので選んだ。
私は、
『女性の美容院とかエステは自分の美を追求すると言う欲望を使い「自己を癒す」のと、男性は自分のスケベと言う欲望を使い「自己を癒す」のはおなじ』
この理論にいたく感動した。
女性のネイルと言うのは、手を見る度に可愛い自分の手が見れてテンションが上がる、と言っていたがマジで意味が不明だった。
でも、この理論を使えば理解ができる。
ソープとかおせっせをしたら、しばらくの間は個人的にとてもバフがかかる。
自慰後も一定の回復効果もある(個人談)。
他にもAVに求める物についても話してた。
その中で「演技上等。素人的な反応より、プロの仕事が見たい」と言うのがすっっっっごくわかる。
個人的に喘ぎ声の上手さがプロと素人の一番違うところだと思う。下手な喘ぎ声はとても萎えてしまう。素人物になると喘がない物もある(まぁマグロとか不感症はそれはそれでいい)。
しかし、プロの喘ぎ声はその声のみで男はいきり立つ(一説によれば、女性の喘ぎ声は他の男を興奮させる効果があるとか)。
なので、星野源のこの気持ちは分かる。ソープで対戦する女性もプロ意識があるかどうかで対戦も変わる。エロを侮るな・・・エロにもプロはある。
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さて、ここからは『生きる』からの感想になってきます。
よみがえる変態を読んだ人は分かるのですが、
星野源は2012年12月にくも膜下出血を発症しています。『生きる』はその部分の体験の話になってます。
正直、そこに書かれたのはずーーーーーっと痛々しい話ばかりでした。
マジのガチで辛すぎて入院時、片頭痛なんて比じゃない頭痛に襲われていることが痛々しくも書かれていて、読んでるこっちも滅入るような内容ばかりでした。
でもまぁ、救急車で運ばれる時に救急隊員へ「脳外科、これは絶対脳外科」とか言ってるのがおもろい。なんか「う~んwwwこれは脳外科www脳外科以外ありえませんぞ!www」的なノリで、
「お前元気そうやんけ」って突っ込んでしまう。
しかも、最後は「内科ぁぁぁぁぁあああああ」って言ってるし。完全にギャグだった。
でも、耐えがたい痛みに襲われる経験は分かる。人間、切羽詰まると余裕なくなって別人になっちゃうよね・・・。
そして、突然ですが私は星野源で一番好きな曲は『地獄でなぜ悪い』です。
なぜここでいきなりこの曲を紹介したのか。
私はこの『生きる』の章でこの大好きな『地獄でなぜ悪い』がすこぶる恐ろしい曲になってしまったのです。
星野源が退院した後に再入院するんですが、その時に隣にいた爺さんがずっと「痛い」「辛い」と唸り続けて、鬼のようにナースコールを押して看護師さんが来ると「やっと来たよ!」と叫ぶ始末。
もう読んでるこっちも「くそじじぃがよぉ・・・」と思うレベルだった。
が、そこで
病室 夜が心をそろそろ蝕む
唸る 隣の部屋が 開始の合図だ
と言う歌詞を思いつく。
ああーーーーっ!!!
おま、それ、地獄でなぜ悪いの歌いだしじゃねぇか!!!
え、こんな死ぬほど苦しい時にこの曲の歌詞考えてたの・・・?
え、やば。
ん・・・?待てよ。
たしか、他の歌詞に
「動けない場所から君を 同じ地獄で待つ」
う、
う
ぁ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
あ!!!!!
なんだこいつぅ?!?!?!???!
え、星野源怖すぎ・・・曲の最後にこの歌詞を持ってくるとか正気かよ・・・
やべぇって。こいつ危ない奴だったわ・・・
何も考えずに「いい曲だなぁ。確かにこの世は楽しい地獄だよな」とか思ってた。いや、この考えは間違ってなかったんだけど、おま、他にこんな意味を持たせるな!一番怖いわ!!!
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よし、なんか疲れてきし眠くなったからここまでにしとこう。
とりあえず、星野源の『よみがえる変態』良かったです。
星4です。とてもよかったです。
みんな買え。
P.S.
星野源が「将来の奥さん」「未来の嫁さん」って書いてると「新垣〇衣か・・・」と思ってしまう。そこはかとなく、〇意が沸く。
だって、おっぱいもんでるだ・・・あいつ新垣〇衣とおっぱいバレーしてんだ!!!
あ、それは綾瀬は〇かだった・・・。