緋橋奈音子の○○の呼ぶ方へ

オタクによるオタクのための、なんか、うん、日記?

「100日間生きたワニ」を見たら学生時代のプレゼン大会がよみがえった

100日間生きたワニがアマプラに来てたので見た。

 


つまらん、ってわけでもないし「何がしたいか」「何が言いたいのか」は分かった。
分かったけど、面白くはない。


学生の頃、映像制作のために何チームかに分かれてプレゼンする大会があったんだけど、
そのうちの1チームが筋の通ったストーリーを提示してきた。
難点やツッコミどころがないので誰も突っ込まなかったんだけど、明らかに大きな問題があった。


「これっておもろいの?」

 

部屋の中の像のように誰もが感じてるけど突っ込まない、面白いなんて結局は誰も分からないから「おもしろいの?」と誰も言えない。先生も言えない。

多方面に配慮して出来上がった最近のクソ映画はツッコミどころがあるのでまだ少しは話題になる。

だが、その時の作品はそのチームにも気を使い(実際、面白くなくても話としては筋が通っているので考えられてはいる努力を感じた)誰も言えずにいた。
結果、みんな「うん・・・」と言うのがその時のプレゼンの感想だった。

おそらく、電通アニメ会社かはわからないけど、これが発動していたのだろう。
そして、出来上がったのがこの「100日間生きたワニ」と言う毒にも薬にもならない作品。

炎上で燃えに燃えて100ワニも灰くらいしか残ってないのに追い打ちみたいで悪いけど、正直、見なくてもなんら問題ない作品だった。

ってか、これやるなら実写のヒューマンドラマにした方が100倍受け入れれる。無理やり映画化してアニメにして出来上がったのが実写日本ドラマの劣化版アニメ。
クールジャパンのクの字も理解してない人達の作品でしたおしまい。

あ、星は2~3くらい。